すっかり冷凍推奨マンとなったことですし、
ラベルの表記を順次変更していってます。
冷凍して、冷えたまま挽いちゃってくださ〜い
[11月1週~] コーヒー豆ラインナップ
ブラジル好評博してまして嬉しい限りです。
少し早かったですがケニア・ミトンドWF終売、
寒くなってきましたのでグアテマラ中深煎販売再開です。
新登場は5年ぶりくらいのリリースとなる中米・ホンジュラスからマイクロロットのご紹介
どんな風味でしょうね〜。キマリ次第販売開始です◎
[10月2週~] コーヒー 豆ラインナップ
浅煎のケニアをロングランさせたかったのですが、KARATINA WFがいきなり在庫切れということで
別エリア・KIRINYAGAからのロットをまもなくリリース予定、
新しくはブラジルのマイクロロットを入荷しまして焙煎調整中、中~中深煎くらいにするつもりでしたが、わりと明るいキャラクターでしたので、比較的浅いところで落ち着きそうです。
既存のところではエチオピアナチュラル、コスタリカソノラ農園の焙煎を微調整しまして飲みやすく仕上げましたのと、
今後の在庫状況としましては、東チモールとドミニカ共和国のニュークロップが12月頃到着、ドミニカは農園が変わりそうです。
コスタリカソノラ農園のコーヒーは今年、日本にやってこないということで泣
ソノラ無くなり次第、別ロットのハニープロセスのコーヒーを取り扱うつもりです。
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店頭の様子はgo to的な人の流れは既に落ち着いたように感じておりまして、
気温もコロコロ変わりがちですね、あったかいチャイやミロミロばかり出ることもあれば、まだまだアイスラテばかり作る日もございます
季節の変わり目 皆さまお気をつけてお過ごしくださいませ。
嫌気性発酵
あっという間に涼しくなりまして、暑い間は自宅でコーヒーをつくらない方々も徐々にお戻りになるようになってまいりました。
コーヒーに限りませんが、寒くなってくると濃度があるものを体が欲しますね、深煎が美味しいです。
さて新しく入荷しましたウガンダ・キシンガ水洗工場のコーヒー昨年に続いて2度目の登場です。
前回はナチュラルプロセスのものでしたが、今回は『カーボニックマセレーション』プロセスということで少し解説いたします。
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まず、ここ数年で見かけるようになった嫌気性発酵メソッドについて説明しますと、カーボニックマセレーションも嫌気性発酵の分類となるのですが、washedでもnaturalでもない新しいプロセスと言えます。風味としましてはナチュラルプロセス特有のfruityでsweeterな特徴が、より強化されたような印象です。まろやかな気がします。
嫌気性とは空気に触れないことを指しますので、コーヒーを容器に閉じ込める必要があります。
例えば今回のキシンガWSにあるのはコチラのタンク
発酵なので酵母も投下されますが、さらに二酸化炭素ガスを注入し無酸素状態にします。
このロットに関しましては、チェリーの果肉を除去したパーチメントコーヒーの状態でタンクに投入するので、やはり嫌気性発酵=ナチュラルプロセスの一つ、というわけでもないことが分かります。
ちなみに嫌気性発酵は英語でanaerobic fermentation→アン(否定)+エアロビック(好気性)、
コーヒー業界ではアナエロビックファーメンテーション、なぜか「アナエロ」と略されているのを見かけます。
チェリーの状態のままorパーチメントコーヒーを嫌気性の環境に置き、発酵を促し、乾燥させるのがこのプロセス。ちなみに乾燥の前工程で水洗させるケースもあり、厳密に言えばそうなるとwashedに分類されるので、やはり嫌気性発酵=ナチュラルプロセスでないと言えます。(当ロットはハニープロセスになるかも?)
ということで単にwashed / natural / honeyというより、全く新しいメソッドを経由してより特徴的な香味を付加させてみようというのがここ数年で登場し、流行していると言っても過言ではない嫌気性発酵
もちろんコストはかかってきますので、コーヒー屋さんで見かけても高価なものが多いかと思いますが、ユニークな風味のものばかりでしょうから是非お試しになってみてください。(アナエロのゲイシャです!的な)
そういう意味では当店初の嫌気性発酵商品の取扱となります。ウガンダがまだまだ新興的なおかげでお求め易い価格となっておりますが、なんといってもマセレーション由来の舌にまとわりつくような甘さの伴う質感が素晴らしいです。
浅いですがまろやか、今からの季節にちょうど良いかと存じますので是非お試しください。
コチラ
wilfa svart aroma
『みんなコーヒー豆を買って、家でどうやって淹れてるのか気になる~』
としぶとく言い続けてきたので、何人かのお客さんが自宅環境で淹れたコーヒーを水筒などにいれて持ってきてくれるようになってきました。
こちらとしては、もし味に問題があった場合、「ちょっと濃いから粗く挽いてみたら~」みたいな助言ができるのでみんなハッピーな仕組みです。
ドシドシ持ってきてくださいね(うちの店のやつ限定)
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2~5万円のレンジだったらコレ一択ですよ~
と推奨していたら給付金効果もあって、予想以上の人数の方が手に入れてました電動グラインダー・wilfa svart aroma
いったい今まで淹れていたのは何だったんでしょう、と皆さん口を揃えて仰るので、ススメた甲斐がありました。
好きな道具で好きなコーヒーを好きなように淹れるのが一番いいのですが、せっかく買った美味しいコーヒーを抽出環境のせいで悪くしてしまうのはいささか如何なものかと思います
良い食材を料理するときは事前に、調理の仕方をあらかじめ調べたり包丁を研いだりするものかと思いますが、そういうことですかね~
どうせ一生、美味しいコーヒー豆を買い続けるならば、高性能グラインダーは人生の早い段階で手に入れるべきなのです。上記の皆さんのようになるのは時間の問題なので…
コレ一択という言い方をするのはコスパも含めてのことですが、電動グラインダーは立派な家電ですので見た目重視で選ぶのも良い理由です
やっぱナイスカットだぜ!いやいやネクストGが…
というもの良いですね~
(アンダー2万円は性能的に落ちるので、2万円だしましょう)
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ちなみに当店レシピだとこのへんで挽くのが◎です。
まもなくルワンダリリース
倒れたりしないために臨時休業と謳うようにしたのですが、まだ最序盤なのにさっそく倒れてしまいました。
これは~、今月いっぱい通常営業あやしいですね!しばらくご不便おかけします…
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神コロンビアまもなく終売、ルワンダリリース間近です
ルワンダに関しまして
– 一貫したグレープフルーツ風味、甘さの層が厚い、長い余韻 (ぶん)
– ダージリン、ベルガモット、サイコー! (ハンデ)
斯様な素晴らしい味わいとなっておりますのでご期待ください。
ルワンダ取扱の動機は別記事ご参照ください。
皆さんも熱中症等お気をつけて!
悪天候による被害とコロナの影響など
この度は九州地方大雨の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
夏時期の雨の被害を毎年聞くようになってきました、他人事と思わず備えるようにしなければなりません。
コーヒー生産地においても、天候による被害は相次いでいます。
・東チモール
我々も訪問した際にお世話になりましたPWJさんが記事にまとめてくれています。3月大洪水だったようです。
コチラ
ちなみにこの直後にコロナ発生したらしく、悲惨すぎますね…
・ルワンダ
5月に北西部にて大雨が続き土砂崩れ、コーヒー生産エリアに甚大な被害が出ました。
水洗工場やコーヒーそのものは無事だったようですが、生産者コミュニティで28名もお亡くなりになったとのことです
詳細はORIGIN COUNTRIES INSTAGRAMご覧いただくか、店頭にてお尋ねください。
ここ数年当店が取り扱うルワンダのコーヒーは現地の輸出業者MURAHO TRADINGが監修していますが、彼らが興し直接支援できる募金ページもありますのでよろしければご覧ください。
コチラ
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チモールは年中メイン商品として君臨していますが、ルワンダはこれを機に取り扱ってみようと思います。
何のご縁か国内最後の1箱がやってきてくれることになり、こうやって一般消費者に相対する店舗のひとつとして、少しでも産地のことを伝えていけたらと思います。
以下 主要な生産国のコロナによる影響を簡潔にまとめておきます。(いずれも7月初旬での情報)
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– ブラジル
ご存知の通り多大な感染者数となっていますが、水面下の感染者数を把握するため検査数を増やしているようです。
書類処理等に遅延が生じていますが、船積み遅延は無い模様、農園での作業、輸送環境においても衛生管理を徹底されているとのことです。
– グアテマラ
医療崩壊が深刻化、公立病院は機能不全、私立病院はほぼ満室とのこと、全土で夕方以降外出禁止の状態が続きます。
4月の収穫期にはコロナの影響で労働時間に制限があり、効率的に仕事をおこなう必要があったようなのですが、問題なく輸出されているようです。
– コロンビア
外出禁止令が延長中、6月以降は徐々に経済活動が拡大。
コーヒー産業は例外的に活動が許可されているものの、各県の移動の際に検問があり時間を要し、輸送の障害になっているとのこと。
収穫期における労働者確保にも苦労があったようですが、大きな遅れなく輸入されそうです。
– インドネシア
大都市では感染拡大中ですが、マンデリン産地であるアチェ周辺は最も被害が少ない都市のひとつとなっています。
他国と同様、書類業務における遅延が懸念されます。
– エチオピア
陸路・空路ともに制限が多く各プロセスにおいて遅延が生じているとのことです。輸出は隣国ジブチから行われますがそこでも滞りがあります。
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やはりどの国においてもコーヒーが外貨獲得のための重要な輸出品目だからなのでしょう、特例的に作業が許されている印象がありました。
今年も生産者、輸出入業者の皆様に感謝しながらしっかり買ってしっかり販売していきます!
森さんのペルー
最近リリースしましたペルー、コロンビアですが、これらは福岡の大巨匠・COFFEE COUNTYオーナーの森さんからご紹介いただいたロットたちです。
森さんとの馴れ初めは店頭でお尋ねいただくとして、同じペルーのロットがCOFFEE COUNTYでもリリースされたようです。
うちのと飲み比べするのもきっとおもしろいと思います。全然伺ってないですが、他のコーヒー屋さんでも見かけることあるかもしれませんね
COFFEE COUNTYさんのペルーはこちら
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南米シリーズ在庫 (5/16 朝の時点)
ペルー 65%
コロンビアカウカ 40%
コロンビアナリーニョ 70%
です。マヨちゃんはまだしばらく大丈夫と思います。
今後のリリース予定
南米からドカドカニュークロップが届いて焙煎も落ち着いてきました。
連休前に届いて、今に至るまででかなり気温も高くなってしまったので、初取扱の国もあり火の入れ方も惑わされましたがなんとかなったように思います
買う生豆を選ぶときは、味見してからのことが多いですが、その時点で大まかな焙煎度合はイメージします
焙煎度合毎に基本的なプロファイルがあって、初めて届いたものはとりあえずそれでやってみて、その味をチェックしてから微調整
結局微調整の仕方としても初めてのメソッドになったのがペルー。
ペルーとコロンビアの間にあるのに、一番変な火の入れ方をしているエクアドル 笑
そういった地理的条件もヒントにして焙煎はじめていきますが、その固定観念にやられてしまいました。
結局着地点としましてはどれも同じ焙煎度合になりましたね。南米経験値上がってよかったです◎
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コロンビア 2種類届いてます。
カウカ県のものが無くなり次第、ナリーニョ県のものと交代でリリース
エクアドル(マヨちゃん)はごく近日中の予定です。
類似した風味のコーヒーを同時期にリリースするのは避けてきたほうなのですが、今回はあまりにタイミングがかぶったので逆にやっちゃえ~という気分です
ナリーニョもぼちぼち焙煎していることもあるので、SNSなどご覧いただければと存じます。美味しいです。
南米 x 4
焙煎キマりつつありますがonline shopの更新が追いついておりません!
が、新しく届いたペルーとコロンビア、順次リリースしていってます。
(4/24 ペルーUP済)
コロンビアが2種類、カウカとナリーニョで県違いのマイクロロット。
ペルーも含め全てバランスの取れたクセのない浅煎、しっかり甘味も伴う素晴らしいクオリティのコーヒーとなっております。
さらにペルーの北隣、エクアドルからも特級ロットがまもなく到着◎
かつてないほどい南米まみれの春!!お楽しみくださいませ
==以下 追記です==
Colombia Cauca Finca El Roblar
何層にも感じられる甘さとコク◎ジューシーでいてしっかりボディ。
パッションフルーツ、バニラやジャスミンのニュアンスも!
Colombia Narino Finca La Cuadra
異次元の口当たり!スーパースムーズです。高いトーンの明るさ、柑橘の清涼感。
若干tea-like、透明感抜群でアイスコーヒーでも最高です。
どれもfully washed process、クリーミーなペルーか、とにかくまろくて甘いカウカか、スーパー透明感のナリーニョかっ
全く一緒といっていいほどの焙煎プロファイルですがやはり異なってきますね。是非比べてみてください!