新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
ビヨンドコーヒーロースターズでございます。
元日早々 珍しく風邪をひいてしまいましたが、ヒゲも剃って(!)通常営業始まっております。
がんばるぞーっ
さて先日 嬉しいレビューをいただきました。
WEB通販上の各商品について、購入いただいた方は任意でレビューを書いていただけるのですが、
(ドシドシ書いてくださいね~)
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『色んなお店のを試したけど、やっぱりビヨンドさんのがいちばんです』
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というご意見を頂戴しまして、それはもう生きててヨカッタ~というほどすごく嬉しくなったのですが、
ぼくも今まで色んな国の色んなお店でコーヒーを飲んだり、豆を買って自分で淹れたり食べたり、それはもう色々としてきました。
その経験があっての今、ギーセンという半熱風式の機械で、特定の生豆を選んで、
自分が思う『この豆はこのくらいの焙煎度合が一番美味しいだろう』という考えのもと、毎日商品を作っています。
そのような、現在の特定の条件(この場所でこの焙煎機で、諸々)下でベストを尽くしていますが、
どれだけ素晴らしい生豆で素晴らしく焙煎されたコーヒーでも、ある程度きちんと抽出しないと、その本来の味を楽しむのは難しいんですね。
そういった意味では、日々の営業で手本の味を示すということをしてない今のスタイルはどうにかせなな、と思っているのですが、
とにかくぼくはベストを尽くした商品を販売しているものの、それがどうやって飲まれているのか分からないのです。
ですので、ブログで抽出レシピを記したり、推奨する粉の粗さのサンプルをお渡ししたり、コーヒー教室に来てもらったりして、
自宅でもできるだけベストな状態で楽しんでもらえるように努めていますが、
それができたとしても、『口に合わない』可能性もあるんですよね。
理論上、ベストな抽出をして口に合わなければ、別のお店を探してもらうのが手っ取り早いです。
ただ、最近皆さんが思いつくような、ここ数年で新しくできたコーヒー屋さんで『美味しい』と評判を聞くところは、
ほとんど全て生豆のクオリティも大差ないですし、きちんと焙煎していれば、細かな差はありますがそれでもとてつもない違いはできません。
他店と何が違うか?と問われたときに、自分が一番美味しいつもりでやってはいるものの、
「いや~だいたい一緒ですよね~」と答えてしまうことが多いのですが、本当にそうなんですよね。
(あまり卸販売に積極的になれないのもこれが理由のひとつです)
そんな中、
数あるコーヒー屋さんを試して『やっぱりビヨンドさんがいちばんです』というのは、
その方なりの淹れ方と当店のコーヒーがフィットしてて、かつ、すごく好みに合ってるんだろうな、と思って大変嬉しいのです。
もはや奇跡と言っても過言ではないんじゃないでしょうか…
いつもお買い上げいただく皆さま、本当にありがとうございます。
今年もがんばりますのでよろしくお願いいたします!