京都Kurasuさんにて微粉ワークショップしてきました。
KRUVE Sifter(sift=ふるいにかける)を使って、微粉の有無でこれだけ違うんですよ~…という内容でした…
KRUVEは微粉だけでなく、狙ったサイズより大きすぎるのも取り除くことができます。
EK43のような超高性能ミルでも、粒度のバラつきや微粉の混入はあるのですが、
(ちなみに低性能なものほど、粒度分布は広くなり、微粉も多いし、粉砕の質も悪いです)
微粉を取るだけでも効果てきめんですので、ひとまず粒度の均一化はせずに、その効果のほどを実感していただくこととしました。
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10年以上コーヒーやってきましたが、特に直近の5年程度の変化が激しいように感じます。
自分が普段、中挽きのつもりでやっている粒度が、最近のトレンドでいうと粗めだったり
ドリップ未経験なのにエスプレッソマシン操作できる若手が増えていたり
Qグレーダーが「真ん中にしかお湯をかけないのは何でですか?」と聞いてきたり…
変化激しいと感じる一方で、5年とか10年とかいうと、それなりの年数だとも思えてきます。
5年前だとそこまでスマホも普及してませんでしたものね。。
今は、職業にしている人もそうでない人も、専門的な情報が調べれば手に入るような状況なので
適当なお店が淘汰されて、既存のお店のクオリティが上がればいいなと思う一方、
今から仕事として始めたい人は、いきなり最強レベルのクオリティが求められるよな。。とも思います
年々、オートメーションされた高性能の機械もリリースされているので、コーヒーショップで働く人が必要なくなる時代になるかもしれず、もしそうなると抽出技術を身に付ける必要性とは。。などなど
…とかいうのをまるっと、ワークショップ終えてからのこの一週間、お店にも開業志望の方が複数いらっしゃったこともあり、考えた次第です
ですので、Kurasuさんである程度マニアックな内容で即満席になるようなら、自分のところでも定期的にやったほうがええんじゃなかろうか、と一瞬思ったのですが
色々考えてやっぱやーめた、となりました 笑
やめた理由は色々あるのですが、そのひとつに対しては昨年の途中からずっと取り組んでいるので、今年の早い段階でそれが解消できるよう動いていこうと思います!