『一番真ん中くらいのコーヒー』
というフレーズをたまに使ってしまいます。
コーヒー豆を販売する店舗は様々ありますが、それぞれの思想に基づいて生豆の選択や焙煎を行っていると思います。
ここ数年で、浅煎にして香りや酸を強調した風味のコーヒーが流行りましたが、
当店は浅煎から中煎、深煎まで全てのレンジを用意しています。
それぞれの焙煎度合に適している、と自分が考える生豆を、そのように焙煎していますが、
生豆本来の風味として、酸や甘さ、質感のバランスが良いものを、
中煎にして、全てがバランスすることろで煎り止めたものは、「毎日飲むなら、(酸っぱすぎず軽すぎず、濃すぎず)こんなのがいいわぁ~」
という風に感じてしまって、好きなんです。
ブレンド#1とかグアテマラがその典型で、こういった中煎のコーヒーを当店で『一番真ん中くらいのコーヒー』と表現してしまいます。
(ブレンド#1が在庫にあることは少ないのですけどね)
今年もニュークロップのグアテマラのサンプルが届きまして、味見したところ、
ややとろりとした質感、ドライフルーツを思わせる風味と、じゅうぶんな甘さがありまして、バランス良く美味しかったです。
これを飲んだ時に、
あくまで、バランスしてくれる生豆のポテンシャルに感謝せんといかんなぁ~
と思いました。
たまにはエチオピアやケニアを浅煎にしたものを飲んで、ギャフンと言わされるのも、もちろん楽しくて美味しいのですけどね。

焙煎や抽出を経て、コーヒーの状態が向上することはありません。
生豆の状態が90だとしたら、いかに85にせず89にもせず。91にはなりえないのです。
はやく涼しくなってほしいですね。がぶがぶホットコーヒーを飲みながら働きたいです。