13日[SUN]11:00AM
Martin Woelfl到着🇦🇹

本当にやってきて5時間コーヒー淹れっぱなし、完売御礼でその日のうちに東京に戻っていきました。
持参された3種類どれも異次元の美味しさ⚡️お越しいただいた皆様ありがとうございました、Martinもむちゃくちゃ喜んでおりました🙏すげ〜楽しかったとのことです!
2024 World Brewers Cup Champion Martin Woelfl Brew Recipe
coffee: 17g
water: 270g, 93℃
total time: 02’30
使用器具:OREA V4 Single Bottom / melodrip kit / Sibarist × OREA Limited Fast Specialty Coffee Filter / nucleus comb
ペーパーの透過速度がバリハヤな分、細かく挽けて〜というメソッド
店頭EK43で言うところの、当店ORIGAMIレシピより10~15目盛ほど細かかったです。
メロとコムは(まだ)非売品、さすが最先端の人ですね
本人曰くsweetnessとclean cupを最大化するためのメソッドということでしたが
その恩恵を受ける前提の材料選択と焙煎ありきなのもセットで考える必要がある印象です
改めて焙煎と抽出の関係性について考えさせられ、Martinレシピが絶対無敵の最強ユニバーサルメソッドかというとそうではなく、
あくまで上記の味の要素の最大化が目的の淹れ方であり、という意味では改めて当店が普段抽出しているレシピも自社焙煎豆に対して最適化されていることも認識した次第です
(自社メソッドもユニバーサルのつもりだったが、Martin豆を淹れるとあまりうまくいかず)
そしてMartinに器具一式譲ってもろて(!)色々試した結果、今週より店頭浅煎ホットコーヒーがOREA v4になりました
ORIGAMIビヨレシピのまま、OREAにkalita185+メロで抽出→birdyデキャンタ時計回りの最強コンボです
道具のおかげでコーヒーが美味しくなるのは大変助かりますね
ちなみにSIMPLIFYにメロつけてみましたが特にメリットなし、何でもかんでもメロ付ければいいわけでもないですね
久しぶりに抽出に沼りました、1週間経ってMartinが置いていってくれたEsmeralda gesha naturalもコンディション上がってきた印象ですので
店頭でお申し付けいただければMartinメソッドで抽出いたします◎残り僅か〜

(↑Tシャツ着せた)
Martinのセットをそのまま家庭に持ち込んでも、じゃあEK43あるんかコマンダンテあるんか水は調整済なんか、という話になってきます
sibaristのコンセプトや単価、OREAの1人前専用なサイズ感といい、
その誕生の背景に’浅煎’スペシャルティコーヒーの普及を強く感じます。店が10年なりましたわ〜と最近よく言ってますが、10年前どころかたったの数年前でも考えづらかった現象のような。
そのくらいバキバキでギュンギュンの浅くて美味しいコーヒーに対する認知が世界的に広がっていて、斯様な抽出器具を使いこなすにあたり高性能グラインダーが必須であることも当然のように認知されているのでしょう
コーヒー豆を販売する身としては、そんなスペックをご家庭に求めるのはさすがに厳しいと思いますので、
浅くても深くても味の要素がバランスする焙煎を引き続き心がけたいですし、それが抽出に対するハードルの低さにも繋がると信じ、その上でSIMPLIFYで淹れるのが一番楽で美味しいですよ?
くらいのスタンスを取り続けていきたいと思います✊