先立ってSNSで告知しましたが
2号店をオープンすることとなりました。
向かって右手の青いところが空いたので、ついつい契約…
昨年末頃からなんとなく、
『次は山小屋でも見つけてそっちで焙煎、今の場所でドリンクでも始めるか』
くらいに考えてましたが、まさか向かいが突然空くとも思っていませんでした。
ごく狭いスペースにはなりますが、抽出して飲んでいただくには十分な広さです。
はい、コーヒースタンドにします。
やっと飲んでいただけるようになります。
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コーヒーに携わって何年も経ちますが、この10数年そのものが、
スペシャルティコーヒーの世界的な需要/人気増と、
インターネットとスマホの普及、SNSの台頭とともに経過してきました。
私はその間コーヒー屋さんとして働いたり、エンジニアとして色んな国に行ったり、宿屋に勤めたり。
自分でコーヒーショップをやるぞ!と決めてから、
焙煎する・豆しか売らない・午後しか開けない・などなど
自分の中で色んなルールを設けることにしました。
コーヒー業界全体(日本だけでなく)や、同じ街、同じエリアにあるお店を鑑みて、
また、様々な土地でコーヒーを飲んできた経験を以てして
このルールの上でビジネスとして成立させないと、やっていく意味がないと思って
今の場所でまるっと3年以上経過しました。
午後しか開けず、ドリンク提供をせずに4年目に突入しました。
さすがに、『ある程度やりきったんじゃないかな』と思うようになってきました。
そうやって過ごす間も、コーヒーを取り巻く環境が様々変化してきましたし、
必然的にその変化に影響を受けながら、日々アップデートしつつやってきたつもりです。
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当初のルールを守りながら営業を達成してきた中で、
やはりある程度、生豆を仕入れて消費してこそ見えてくる世界や、
あらゆる方向に対する説得力みたいなものがあるなと感じるようになってきました。
コーヒー豆しか売らないで生活を成立させるモデルになるぞ!という野望も大事なことかもしれませんが、
それを成立させることで見えてこないものもあるかもしれない、
もう少し大きな流れをお店として持つべきなのかもしれないという、
2018年はそんなタイミングですよ、とまるでお告げであるかのように1月末に向かいの物件に出会ってしまいました。
もっと言うと、この数年間で、神戸の三宮という規模の街であるのに、自分が普段の動きの中で足を運ぶような美味しいコーヒーショップが全くできなかったことも、「自分でやるしかないのかも」という考えの方に傾くことになった気もしますし、
単純にビーンズショップといえど、コーヒー屋さんに来てもらって一滴も飲めないというのも、なんだかなァと思っていました。お店の人に淹れてもらうのが一番美味しいですもんね。
気付けば4年目、
気付けば毎週のように、遠方や海外からもお越しいただけるようなお店になりました。
満を持しての2号店オープンとなります!
4月の早い頃を予定しております。10:00 – 19:00の営業のつもりです。
V60、エスプレッソドリンクを数種類のオリジンで、またCOFFEE SHOCHUを始めとしたお酒は勿論、
最強の取引先陣にお願いするアテやお菓子も揃います!
情報は引き続き当blogや各SNSで告知してまいりますので、チェックしていただければと存じます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます!
bunn / BEYOND COFFEE ROASTERS