おかげさまで
2014年10月5日(日)に仲間たちを集めて市内某所から現在の小屋にギーセンを素手で担いでやってきてから5年を迎えました。
5年と言うとすっかり中堅‼︎
5年の間に色々ありましたので、現在の状況が果たして5年前に目指していた姿から比べてどうなのか
当時の自分の考えも、今はほとんど無いようなものなので、良いのか悪いのかも判断しづらいように思います
ひとつ言えるのは徐々に発展しながら5年を迎えられたこと、これは本当に素晴らしくて
なんの変化もなく続いたわけではなく、店舗も増え、一緒に仕事ができる素敵な取引先も増え、海外出張にも恵まれ、
ニューヨークタイムズに載せてもらえるコーヒー屋さんになれました、やったぜ、ラッキー、皆様ありがとうございます
そういった面だけフォーカスすれば大成功のように思えてきますが、
自分が気にしている他の面だったり、日々色々考えて、課題や目標のように捉える事柄を達成していくためにも、
まだまだやらなければならないことばかり、あっというまにジジイになってしまいそうです

5年前10年前から変わってないことがふたつあって
ひとつは『準備こそ全て』という概念で、仕事している間はもちろん、その間に常にパフォーマンス発揮するためにも
仕事ではない時間を大切に過ごさないといけない、というもので
つまりしっかり睡眠とったり食事したり、働いていない間に仕事のための課題に時間を費やすようなことであったり
こうやって書くと至極当然のことなのですが、店を増やして人を増やしてないので、ここ何か月ほとんど順守できておらず;
今から寒くもなりますし、いっそう用心してまいります…
もうひとつは屋号のとおり、「他のお店がやってないことをする」
コーヒーなんて焙煎して砕いてお湯をかける以上でも以下でもないので、差別化しにくい部分があると言ってよいと思うのですが
諸外国生活時代、様々な国のサードウェーブ以降のコーヒーショップに立ち寄ってみて感じたのが
どこもちょっと似とる
というもので、美味しい、浅煎り、カッコイイ
けれどもどこか共通する、メニュー構成や内装など
一周まわって、日本の喫茶店めちゃ独自のカッコよさと存在感あるやん…と思ったのをよく覚えています
その背景あっての、小屋でキャリアをスタートさせたり、
チョコレートやナッツバター、ひいてはCOFFEE SHOCHUといった商品群
壁が緑と白すぎる新店舗もできて、美味しいコーヒーがある以上の独自性を示せている自負あり、
うまくやれてるように思います。
先日他府県のロースターの方と話した際、「最近の店はどこも似ているような気がして、ススメづらいと思うときがある」
と仰っていて、「その点ビヨンドの個性は…」と褒めなのかdisだったのかは分からないですが、
とにかくコーヒー屋さんが普通にやることは他のコーヒー屋さんに任せて、それを指標に違うことをやり続けていきたいものです。
そういう意味では焙煎所を移したり、焙煎機を大きくするのではない発展の仕方をしたいですね。
どうなるでしょうね〜

↑お祝いにハンデちゃんが描いてくれました
スゲェ〜