家庭で美味しいコーヒーが飲めると嬉しいものですし、経済的でもあります。少しのコツとルールを守れば、家庭でもコーヒーショップで飲むような美味しいコーヒーを飲めるようになります。
美味しいコーヒーを飲むためには、4つの基本を守ることが大切です。コーヒー豆の『鮮度』『挽き具合』『分量』『コーヒー豆とお湯の割合』です。
コーヒー豆の鮮度
コーヒーは焙煎することで酸化が進行していきます。コーヒー本来の香りや風味が損なわれていくので、できるだけ焙煎日の新しいコーヒーを手に入れるのが大事なポイントです。
最近では、国内の自家焙煎店やコーヒーショップでも焙煎日を開示する店舗が増えているので、コーヒー豆の鮮度が分かりやすくなってきています。
また、コーヒー豆を挽くことにより空気に触れる表面積が大きくなるため、劣化の速度が急激に早くなります。コーヒーは飲む直前に飲む分だけ挽いて淹れることをおすすめします。
コーヒー豆の挽き具合
味の好みや抽出する器具によって適切な挽き具合があります。
一般的なペーパーフィルターを使用する場合、いわゆる中挽きがおすすめです。
家庭用ですと安価な手挽きミルから10,000円以上の高性能な電動ミルまで幅広い選択肢がありますが、飲用頻度とライフスタイルに合わせて選ぶことをおすすめします。
コーヒー豆の分量
一人前150mlのコーヒーを作るのに必要な豆の量は約13~15gです(ペーパードリップの場合)。1つの抽出方法でも様々なレシピがありますし、焙煎度合でコーヒー豆の重さも大きく異なるので、毎回スケール(測り)を用いて計量するのが美味しく淹れる秘訣です。
コーヒー豆とお湯の割合
上記のように13~15gのコーヒー豆を使用した場合、約180~200ccのお湯を注ぐとちょうどよい濃さのコーヒーをつくることができます(ペーパードリップの場合)。
≪新鮮なコーヒー豆を飲む直前に適切な粗さに粉砕して、適量に対してそれに見合ったお湯の量を注いであげること≫が、家庭でも美味しいコーヒーを飲むポイントになります。
兵庫県神戸市にあるBeyond Coffee Roastersでは、自家焙煎のコーヒー豆を販売しておりますが、煎りたてで新鮮なコーヒーをお楽しみいただけるよう、通販では『豆の状態のみ』での販売とさせていただいております。