先週水曜日は北の椅子とのディナー営業に出張しておりましたので、前日から準備したりなんたりしておりましたが、
今月から(火)(水)定休とさせていただいております。
結局のところどちらもお店にいて諸雑務・焙煎等をしていることも少なくないのですが、
区切りのつけ方のひとつとして、うまく営業・経営に反映させていく所存でございます。
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7月になったと思ったらもうすぐ折り返しますね。あっという間に夏も終わるんじゃないでしょうか。
去年の夏休みは「暑い、もうむりだ、北に逃げる」という理由で札幌に行って、避暑に大成功しました。
どの国に行ってどんな街に行っても、好きになるかどうかは現地の人とバイブスが合うかどうかが、ワタクシにとって最も大事だと感じていますが、
そういう意味でも札幌は初めての訪問で、巡り合わせも良く、スグに好きになりました。毎月行きた~い
このまま今年も避暑をテーマにどこかに行ってきます。8月のどこか7日間ほどで予定していますので、またご案内致します。

将来カフェしたいなあと思って

というフレーズは昔から何度も聞いてきましたが、ここ数か月にもそのように言われたり、相談されたりすることが急激に増えました。女性ばかりなのも興味深いです(みんなで一緒にやったらいいのにね)
当店 商材は食品ですがカフェではありませんので、小売業としての視点でしか説得力あるように返答できないですが、神戸の街だけに限って言っても、飲食店がめちゃんこ多いです。人口に対しての店舗数が国内トップクラスとか聞いたこともあります
未だにカフェの定義がよく分かってませんし、昔から利用したこともそんなに無いですが、
『居心地が良い』『コーヒー(ケーキ)が美味しい』『ランチが美味しい』とか色んな良いところがあるんだと思います。
でもどれも、
カフェならではの要素では無い
というのが最も難しく、ワタクシも定義が分からない理由なんでしょうね。
コーヒーもケーキも専門店がありますし(神戸はパンも有名ですしね)、
ランチもレストランがたくさんありますし、居心地の良さも色んなお店が追及しているでしょうし、それぞれこだわりのポイントがあるんだと思います。
カフェがない街にカフェをつくるならOKですが、神戸の中心地のようにお店が乱立しているように新たに出店するとなると、並大抵の作戦では成り立たないことでしょう。
しかも今やコンビニで挽きたてのコーヒーが100円程度で買えてしまう時代です。しかもwifiとイス、テーブルまであるじゃないですか…
カフェに入って4~500円の価格を設定するとなったら、単純に4~5倍美味しいor価値のあるコーヒーを作らないといけません。
ますます夢や理想だけでは成り立ちにくい業態になってきてます。

やるのなら、お店と自身(とスタッフ)の生活がそれぞれ成り立つほど売り上げて、続けていけるよう経営していくのも当然重要なことで、
そうじゃない経営は『趣味』であり『道楽』になってしまいます。
継続していって変わることもあれば、今後の作戦があるのかもしれませんが、今現在、本人の意思とは裏腹に、「趣味やん…」「道楽やん…」と捉えざるをえないお店が周りにいくつかあります。(飲食に限りませんが)
開業するにあたって勢いやタイミングは大事ですが、実行することに対しての経験や知識・技術、市場調査、お金の管理の仕方等々、何かが欠けてしまうとどこかで道楽っぽくなってしまうのでしょうね。
それにしても、自営にせよ被雇用の人にせよ、仕事に情熱を持って働いている人は素敵に見えます。
今後は情熱最優先で雇用していきます!!