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コーヒー生産量世界一の国といえばブラジルですが、もちろん他にも様々な国でコーヒー豆が栽培されています。世界中の人に愛される定番コーヒーの中から、ブラジル、グアテマラ、エチオピア(モカ)、インドネシア マンデリンをご紹介します。
ブラジル

・ブラジル
年間コーヒー生産量No.1の国がブラジルです。ブラジルの生産量は全世界の総生産量の3割以上、約40の農場でスペシャルティコーヒーが生産されています。
Beyond Coffee Roastersでは主にカルモデミナスとミナスジェライス地方のスペシャルティコーヒーを販売しています。
ブラジルのコーヒーに多いナッツの香味を感じられますが、少し深く焙煎することでそれを和らげ、ココアのような甘さと質感が伴うよう味づくりしています。

・グアテマラ
グアテマラはカリブ海と太平洋に面する中米最大のコーヒー生産国です。コーヒー豆の多くは、山脈の斜面で栽培されており、地域によって気候も様々なので、バラエティに富んだ味のコーヒーが生産されます。
グアテマラを始め、中米諸国は2014年度サビ病の影響で壊滅的な被害をうけており、2015年も完全に回復はしていません。
アンティグア地方のコーヒーを販売することが多く、グアテマラらしいチョコレートの風味とバランスの良さが最大の特徴です。

・モカ
従来 エチオピアの高原高地・イエメン共和国の山岳地帯で生産されるコーヒーをモカと呼ぶことがあります。
Beyond Coffee Roastersではエチオピア・イルガチェフェのコーヒーを販売しており、
Fully washed(水洗式)、ナチュラル精製どちらもご用意していますが、それぞれがモカの名にふさわしい独特の香味を持ち合わせており、コーヒーが苦手という方にもオススメしやすい銘柄です。

・マンデリン
インドネシアのスマトラ島原産のコーヒーをマンデリンと呼びます。スマトラ島の部族の名前を由来としています。
スマトラ式といわれる独特の精製方法により、非常に強い風味、エキゾチックな香味があります。
深く焙煎しても十分に風味が残り、重厚な味わいとなるのがマンデリン最大の特徴といえます。
ミルクとの相性も良く、しっかりした味わいのアイスコーヒーをつくるのにも最適です。

このように、特にスペシャルティコーヒーの世界では同じ国の中でも地域や農園の違いで数えきれないほどのコーヒー豆の種類があります。
昨今、消費国側が生産国の特定の農園に対してコーヒー豆の品種を指定して栽培を依頼するといった動きもあり、香味の多様性はいっそう広がりをみせています。